鼻プロテーゼがグラグラ動く
鼻プロテーゼがグラグラ動くことがあります。動きが酷い場合や、曲がっている場合は修正手術が必要になります。
鼻プロテーゼが動く原因
プロテーゼがグラグラ動いてしまうのは、プロテーゼが鼻骨の骨膜の下にしっかり挿入されていない、又は鼻骨との調整が悪いことが原因です。プロテーゼを挿入するスペースの作成に問題があります。
鼻は軟骨膜から鼻骨の骨膜という硬い組織が続いており、通常、プロテーゼは骨膜の下に挿入して固定させますが、骨膜下ではなく、皮下に挿入されていたりすると、グラグラと動くことになります。骨膜の下にプロテーゼがしっかり挿入されていれば、グラグラと動いてしまうことはありません。入れ替え希望で多数の御相談をいただいています。
鼻プロテーゼの入替え
鼻プロテーゼの修正治療は、プロテーゼを抜くのと同時にその方に合った新しいプロテーゼを入れ直すケースと、プロテーゼを一旦抜いてから後日に新しいプロテーゼを入れるケースがあります。ほとんどのケースで、抜去と同時に新しいプロテーゼに入れ替えています。一度の手術で済むために、負担が少なく済むからです。
鼻プロテーゼに炎症を伴う場合
プロテーゼで感染や炎症を起こしている場合は同時に入れ替えることはできないことがあります。一旦プロテーゼを抜去してから、後日に新たなプロテーゼを入れなければならないことがあります。プロテーゼを一旦抜いてから、1ヶ月程度様子を見ていただき、症状が治まってから新しいプロテーゼを入れることとなります。
放置するとリスクを伴うケース
プロテーゼがグラグラと動く、鼻先が赤くなっている、熱感がある、違和感があるなどの場合には、放っておくと危険な場合がありますので、お早めにご相談ください。
鼻整形の傷が目立つことがあります。
左右差が目立つことがあります。